Googleアナリティクスの数値がおかしい時にチェックする3つのポイント
こんにちは、ほそい ゆたか(細井 雄祟)です。
今回は、Googleアナリティクスについて、数値に違和感があると感じたときにチェックすべき3つのポイントについてお伝えしていきます。
例えば日々、Googleアナリティクスの数値をチェックしていく中で、こういう違和感があるときがあると思います。
- 少し数値がいつもよりちょっと少なめ…?
- 直帰率がぐんと上がっている…?
- リアルタイムの数値が多すぎる…?
そんな時は以下の3点を疑ってみましょう。
- 計測タグを疑え
- ランディングページを疑え
- Googleアナリティクスを疑え
どうしてこの3点を疑うのかをこの記事でご紹介していきます。
計測タグを疑え
計測タグというのはGoogleアナリティクスで計測を行うために使用するタグの事ですが、この計測タグが設置されているかを確認しましょう。
例えばページを更新したり、
新しいページを何か作った時、
そんな時にGoogleアナリティクスとのタグの設置し忘れたという場合があります。
当たり前ですが、計測タグが抜けているとGoogleアナリティクスでの計測できませんので数値が極端に減ります。
ここを簡単にチェックするためのアドオンが、Google chromeにあります。
「Tag Assistant」というアドオンを使うのですが、それを使うと、このようにページに設置されているタグの情報を見ることができます。
つまり、ページを更新したり、新しいページを作成した後は、Tag Assistantの機能を使い、Googleアナリティクスのタグが設置されているかを確認しましょう。
また、Googleタグマネージャーを使ってタグを一括管理している場合、Tag Assistantで見ることができるのは、「Googleタグマネージャーが入っている」という情報だけです。
ですので、Googleタグマネージャーで管理している場合は、プレビュー機能などを使い、作成・編集したページでGoogleアナリティクスが作動しているかを確認してください。
ランディングページを疑え
広告やメールマガジンなどの流入に使うランディングページ、このページのURLを間違えていないかどうかを確認しましょう。
例えば僕がやっているAnalytics Timesの場合、URLを間違えて記載すると、以下のような「404」のページが表示されるとこのようなページが表示されます。
これをGoogleアナリティクス上で見る場合、「行動」の中の「ランディングページ」に行って、セカンダリディメンションに「ページタイトル」を持ちます。
そして、アドバンスフィルタに「見つかりません」と入力すると、期間中に何回セッションがあったかが分かります。
つまり、ランディングページのURLの入稿が間違っていた等の場合、この「404」のページの数値が増えていることになりますのでこちらを確認しましょう。
また、Googleアナリティクスの「リアルタイム」の中にある「コンテンツ」を見ると、今現時点でアクティブなページとページタイトルが出てきます。
ここに「404」の対象のページのURLとページタイトルがないかというのをチェックするも併せて行うと良いでしょう。
Googleアナリティクスを疑え
Googleアナリティクス自体にエラーや障害が起こっている可能性もありますので、こちらを確認しましょう。
確認するためのサイトには以下の2つがあります。
- Analytics ステータス ダッシュボード
- G Suite ステータス ダッシュボード
「Analytics ステータス ダッシュボード」では、データ収取やウェブレポート、APIについて、どんな状況になっているのかを確認することができます。
「G Suite ステータス ダッシュボード」では、Googleに関連するサービスのエラーや障害情報を見ることができます。
この2つのサイトはどちらも時系列順に確認することができますので、毎日エラーが起こるという事は無いとは思いますが、数値に違和感がある場合はこちらも確認してください。
まとめ
エラーやトラブルがあると慌ててしまうと思います。
しかし、どの部分が原因なのかを突き止めることためにも、
- 計測タグの有無
- ランディングページのURL間違い
- Googleアナリティクスの障害
この3つのポイントの確認を行うことで、原因が判明すると思いますので、ぜひ覚えておいてください。